
理想のテーブルの高さは?椅子とテーブルの高さの関係を詳しく解説
この記事では理想の椅子の高さとテーブルの高さについて解説します。
長時間座っても疲れにくい椅子ライフを手に入れてくださいね。

理想の椅子の座面高さは身長÷4
最適な座面高さは自分の身長÷4とされています。
実際に座った時に足の裏全体が地面につくかどうかがポイントです。
さらにかかとにしっかりと体重がかかっていないとダメなので、座面と膝先の高さは平行の状態にして測ってくださいね。
市販品の多くは座面高さ42~45cm
上記のように日本の市販品の椅子の多くは座面高さが42~45cmです。
これは一般的な成人男性に合わせられていると考えられます。
なので高さが合っていなかった人もいらっしゃるのではないでしょうか。
その場合は昇降機能や踏み台などで調節したり、
お好みの高さで椅子をオーダーするのがおすすめです。

自分に合った差尺とは
そもそも差尺って何?
差尺とは、椅子の座面からテーブルの天板までの距離を指しています。
最適な差尺は身長÷6で求めることができます。
もしくは25~30cmくらいが丁度よいとされています。
例えば身長が156cmだったとしたら、座面の高さは39cm、差尺は26cmが最適となります。
幕板の事も考慮する
幕板とは多くのテーブルの天板のすぐ下についている板材の事です。
幕板は脚との接続部分の強化、天板の裏を隠す、天板の反り防止が主な役割となっていますが、
必ずしもなければならないというものではなく、今はついていないテーブルも出てきています。
幕板がある分、スペースが狭くなりますので窮屈に感じがちです。
広々と使いたい方は、幕板がないタイプを選ぶのがおすすめです。

高さが合わないと起きるデメリット
椅子に対してテーブルが高い場合
- 肘が上がるため、肩や首、腕に負担がかかります。肩凝りや首凝りの原因の一つになってしまいます。
- 足が床につかないと血流が悪くなり、冷え性になったりします。また、ふくらはぎや太ももの裏が圧迫されむくみやしびれの原因になります。
- 上記のような違和感が残る姿勢が続くことで疲れやすくなり、集中力が低下します。学習や仕事のパフォーマンスが落ちてしまいます。
椅子に対してテーブルが低い場合
- 自然と前かがみになりやすく、猫背の原因になります。背中の張りや、腰痛のリスクが高まります。
- 目線を下げる必要があり、首に負担がかかる、ストレートネックの原因にもなります。肩にも負担がかかるので肩凝りにも。
- 低いテーブルに合わせて腕が下がると、手首に余計な負担がかかります。長時間の作業で腱鞘炎のリスクもにもなります。
まとめ
正しい姿勢を保つことで現代病とも言える、腰痛や肩凝り、首の凝りを予防できます。
それがQOL向上にも繋がってきます。是非自分に合ったテーブルや椅子を探して快適な生活を手に入れてみてくださいね。